2020-07-13 市民と知識 1961 (昭和36年) にこの本 (渡辺一夫 へそ曲がりフランス文学、 光文社カッパブック)が1か月で八刷を重ねたことは、2020年の今 驚嘆するしかない。 本離れが云々の出版業界の話ではなく 60年代初頭という時代から推察して この本を手にした 読者の 大多数が 中卒高卒であろうことが 現在の社会の 根本的な貧困を 示している。