2020-01-01から1年間の記事一覧

市民と知識

1961 (昭和36年) にこの本 (渡辺一夫 へそ曲がりフランス文学、 光文社カッパブック)が1か月で八刷を重ねたことは、2020年の今 驚嘆するしかない。 本離れが云々の出版業界の話ではなく 60年代初頭という時代から推察して この本を手にした 読者の 大多数…

2020は歴史のなかでどのように記載されるのか

グローバリズムというごまかし経済至上主義が これもなかなか理解の困難なSARS-CoV-2 蓄積された抑圧が 裸の王様達の大衆迎合操作のほころびから 顕在化して 500年の時代を 再評価しようとしている

コロナウイルスと報道

国内で公表される感染者数の時系列変化が、データとして理解不能である。 サンプリングに操作があるというより、稚拙かつ不可解というしかない。 初現から半年近くがたち、20万人以上の死者を出しているという事実にどのように対処するのか、世界の事実から…

神話と国家

国家という概念が、いつ発生したのか? 海に浮かんで隔絶された文化と、 にた言語を話しても、異なったクニとしてせめぎ合っていた地理的状況は、発展の方向が異なる 堀田善衛の文章によれば、13Cの西欧でローマ法皇と仏王の抗争の中で、「仏国」が生じた。…

神話の無い

人々に愛されなくなった、ギリシャの神々は 忘れられ、消えていった。 国家により形成され、強制された 日本の神々は 市民に 神話を残せない。