2023-05-03 崩壊する理念: 憲法記念日なのに 実と葉が同じ彩度 アインシュタインは、ナチスは「ワイマール共和国の子どもっぽい病気』にすぎず、すぐに治るだろうと見ていた。しかしその病気は、息も絶えだえだった共和国の息の根を止めることになった。共和国はすでに、名ばかりの議会制民主主義を放棄し、実質的に「政令による支配」を行っていたのである。 マンジット・クマール、アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突 (青木燕訳) 新潮社