崩壊する理念: 憲法記念日なのに

実と葉が同じ彩度

アインシュタインは、ナチスは「ワイマール共和国の子どもっぽい病気』にすぎず、すぐに治るだろうと見ていた。しかしその病気は、息も絶えだえだった共和国の息の根を止めることになった。共和国はすでに、名ばかりの議会制民主主義を放棄し、実質的に政令による支配」を行っていたのである。

マンジット・クマール、アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突  (青木燕訳) 新潮社 

 

 

 

地球の時間 生命の時間 個人の時間

 地球の時間 生命の時間 個人の時間

 現在の生物学は、真理の解明ではなく現状の理解に基づいた応用にしか目が行っていない。物質としての生命体の原理はタンパク質とDNAとして理解ができる。この事実に基づき生命工学的な応用が展開可能になった。しかし生物を特性づける現象論的な定義はいまだあいまいであり、実験室で再現することは」成功していない。

 .DNAとタンパク質を中心とした高分子炭素化合、物が地球生命体の基本分子であり、その構造は普遍的である。一方、生物が時間の中に保存するのは個体ではなく種そのものであり、個体の保存という圧力はない。

また、寿命という生存期間は進化の要因でもあり、種にとって必然でもある。このことから理解できるように寿命は自然時間であり、自死は存在しない。

04/27/2016

言葉

言葉 特に 翻訳語、カタカナ、さらには明治政府によって変形させられた言葉

発想の起点として設定することは重要であるが、

こだわりすぎると、自己矛盾に陥る。

 

すべての言語は、時代的な状況が反映している。

日本語に関して考えると、明治政府の文明開化の名のもとの西洋崇拝と、江戸への嫌悪感をどうとらえることになるのか。

 

... 歴史が繰り返されるというよりは、

歴史は集積された残渣で、人がそれをそれぞれの立場で理解、解釈することになる。振り返ってみれば、この国が「民主的」な時間を過ごしたことは一度もなかった。ここでは、自己の目的よりも、他からいかに評価というよりは認めてもらうかという卑屈さが、推進力となっている。規範があれば、我先に従うことを選択というより、「誇り」とする訳のわからない性向が存在る。

10/31/2015歴

...カタカナ言葉の流行

 現在の日本では日本語化しかけた外国語がはやりすぎいる

江戸鎖国ののち、明治開国のときから日本は大急ぎで外国の文化を吸収しはじめた。

それがあまりに急速すぎて、昭和時代に再び鎖国がおこなわれたが、ほどなくまた第二の開国の世がきた。

 

そのたくさんの外国語のなかには、表現されるべきものが日本になかったため、外国名をそのまま受け入れ日本語流にナマッタ発音もあれば、内容は日本にあっても外国語メイタ発音の新しい名で呼んだほうが、なんとなく上品で上質でありがたいというものもある。さらに、どうも中身の正体はよくわからないが、まるで分らないわけでもないし、適当な日本語を考え出せないからという理由で、日本式の発音で外国語の名称をそのまま用いているものもある。

日本国憲法の問題点

.日本国憲法の問題点与えられたものであっても実質化することが、自己のものとする(多くの視点)

..修正条項を持たない珍しい憲法

..維持する事しかない装置は形骸化する

..憲法は国民の基本的な原理を示すものであれば、新しい条項が付加されることは必須ではないか

..もう一つの重要な事実として、戦後の民法・刑法の多くが帝国憲法の修正としてあること

 この事実は、この国の支配構造に一つのヒントを与える。

経験として知っている事実として、つくば大学の管理システムが法人化という解釈のもと、30年後全国の波及したのに気が付いたとき、官僚とはなんと我慢強くはびこるものであることを知った。

 一つの考えたかたとして、自己保全の組織として官僚が古い方法を連綿と伝承し、現在のこの文化が成立している。ある意味日本の官僚組織はかってソビエトを操ったビューロクラシーよりは、中国文化の宦官組織にちかい。

 特性 保全、増殖というよりは継承、存在し続けることに存在意義

帝国憲法から民主憲法と上書きが違っても、その実行法としての五法を微修正したのは、かれら精神的宦官である官僚であり、国会はこれをその意義も考慮せずに、承認し御名御璽の印のもとに発布した。もうこの時点で現在の日本国議会の特性は出来上がったといえる。

..帝国憲法が日本憲法に変わった時点で、何人の官僚が解雇されたか?岸信介等の高級内務官僚が名目として一時解雇されたに過ぎなかった。また、この形式はすべての植民地支配においても、当然の事実である。

8/13/2016

 

日本国憲法の問題点

.日本国憲法の問題点与えられたものであっても実質化することが、自己のものとする(多くの視点)

..修正条項を持たない珍しい憲法

..維持する事しかない装置は形骸化する

..憲法は国民の基本的な原理を示すものであれば、新しい条項が付加されることは必須ではないか

..もう一つの重要な事実として、戦後の民法・刑法の多くが帝国憲法の修正としてあること

 この事実は、この国の支配構造に一つのヒントを与える。

経験として知っている事実として、つくば大学の管理システムが法人化という解釈のもと、30年後全国の波及したのに気が付いたとき、官僚とはなんと我慢強くはびこるものであることを知った。

 一つの考えたかたとして、自己保全の組織として官僚が古い方法を連綿と伝承し、現在のこの文化が成立している。ある意味日本の官僚組織はかってソビエトを操ったビューロクラシーよりは、中国文化の宦官組織にちかい。

 特性 保全、増殖というよりは継承、存在し続けることに存在意義

帝国憲法から民主憲法と上書きが違っても、その実行法としての五法を微修正したのは、かれら精神的宦官である官僚であり、国会はこれをその意義も考慮せずに、承認し御名御璽の印のもとに発布した。もうこの時点で現在の日本国議会の特性は出来上がったといえる。

..帝国憲法が日本憲法に変わった時点で、何人の官僚が解雇されたか?岸信介等の高級内務官僚が名目として一時解雇されたに過ぎなかった。また、この形式はすべての植民地支配においても、当然の事実である。

8/13/2016

 

科学とは

 半世紀にわたって科学分野にかかわって来たものとしての認識。自然の理を明らかにする、方法としての科学

ガリレオを代表とした、実験による現象の再現を基本的な手法とする。

神学(キリスト教的な)の合理性を人間の認識で敷衍、止揚する。

文明の発達段階に関わらず何故ヨーロッパで科学が生じたか?

キリスト教世界と古代ギリシャ哲学の関係

言い訳としてのギリシャ文明

 この言い訳がヨーロッパで何時から使われ始めたか

 

産業革命および宗教革命以降の「合理化」「効率」との関係で生じた科学

社会の構造としての科学(現代)

8/31/2016