地球の時間 生命の時間 個人の時間

 地球の時間 生命の時間 個人の時間

 現在の生物学は、真理の解明ではなく現状の理解に基づいた応用にしか目が行っていない。物質としての生命体の原理はタンパク質とDNAとして理解ができる。この事実に基づき生命工学的な応用が展開可能になった。しかし生物を特性づける現象論的な定義はいまだあいまいであり、実験室で再現することは」成功していない。

 .DNAとタンパク質を中心とした高分子炭素化合、物が地球生命体の基本分子であり、その構造は普遍的である。一方、生物が時間の中に保存するのは個体ではなく種そのものであり、個体の保存という圧力はない。

また、寿命という生存期間は進化の要因でもあり、種にとって必然でもある。このことから理解できるように寿命は自然時間であり、自死は存在しない。

04/27/2016