日本国憲法の問題点

.日本国憲法の問題点与えられたものであっても実質化することが、自己のものとする(多くの視点)

..修正条項を持たない珍しい憲法

..維持する事しかない装置は形骸化する

..憲法は国民の基本的な原理を示すものであれば、新しい条項が付加されることは必須ではないか

..もう一つの重要な事実として、戦後の民法・刑法の多くが帝国憲法の修正としてあること

 この事実は、この国の支配構造に一つのヒントを与える。

経験として知っている事実として、つくば大学の管理システムが法人化という解釈のもと、30年後全国の波及したのに気が付いたとき、官僚とはなんと我慢強くはびこるものであることを知った。

 一つの考えたかたとして、自己保全の組織として官僚が古い方法を連綿と伝承し、現在のこの文化が成立している。ある意味日本の官僚組織はかってソビエトを操ったビューロクラシーよりは、中国文化の宦官組織にちかい。

 特性 保全、増殖というよりは継承、存在し続けることに存在意義

帝国憲法から民主憲法と上書きが違っても、その実行法としての五法を微修正したのは、かれら精神的宦官である官僚であり、国会はこれをその意義も考慮せずに、承認し御名御璽の印のもとに発布した。もうこの時点で現在の日本国議会の特性は出来上がったといえる。

..帝国憲法が日本憲法に変わった時点で、何人の官僚が解雇されたか?岸信介等の高級内務官僚が名目として一時解雇されたに過ぎなかった。また、この形式はすべての植民地支配においても、当然の事実である。

8/13/2016