`歴史認識
歴史が繰り返されるというよりは、歴史は集積された残渣で、人がそれをそれぞれの立場で理解、解釈することになる。振り返ってみれば、この国が「民主的」な時間を過ごしたことは一度もなかった。ここでは、自己の目的よりも、他からいかに評価というよりは認めてもらうかという卑屈さが、推進力となっている。規範があれば、我先に従うことを選択というより、「誇り」とする訳のわからない性向が存在する。
10/31/2015
コロナウイルスと報道
国内で公表される感染者数の時系列変化が、データとして理解不能である。
サンプリングに操作があるというより、稚拙かつ不可解というしかない。
初現から半年近くがたち、20万人以上の死者を出しているという事実にどのように対処するのか、世界の事実から学ぼうという姿勢がまるで感じられない。
さらに、COVID-19により、日本の報道が情緒的迎合的な視点にどっぷり漬かりきって、そこから脱却できないことが、あぶりだされた。
報道と呼ぶならば、どちらの位置にいようが一つの番組の主張を明確にすべきだ。