贔屓のひきたおし : または情報操作

一ヶ月位前、高校生が100mで10.1秒の記録がでたと総てのマスコミが大騒ぎをした。どれも次の大会では9秒代が確実という論調であった。しかしどこにもその予測の根拠はなくすべてムードのみであった。彼の結果がどうであれ、一番不気味なのは天気予報より個性のない誌面、画面が蔓延したじじつである。
英雄願望なのか、電通方式の情報操作の訓練なのか、いやな足音は高くなる。