理科研究の小学生に、噴火かと問われれば噴火だ

箱根の小規模噴火について

  ”同庁火山課の小久保一哉・火山活動評価解析官は、今回の噴出現象について、「理科研究の小学生に、噴火かと問われれば噴火だと答える。ただ、気象庁では噴火と記録はしないと説明する」と話した (朝日デジタルから)”

 火山活動評価解析官というのは科学をわすれた、官僚の職種であるのか?まるで、JAWSの悪い保安官のようではないか。

安倍首相なら

「小学生に、戦争かと問われば戦争と答える。ただ、官邸では戦争とは記録しないと説明する」(未来新聞)。いや、かれは戦争とはいわず、暴力的和平行為というのか。

 

  新聞テレビにのるニュースの増加に反比例して、この国の「科学」劣化はすざましいものがある。科学の成立以来、科学のもたらすものは、必ずしも人々にもろ手で歓迎されることはなかった。数十年まえの「反科学」という流行語もその一つの現れであったが、それ以来「科学」はすり寄るもの、積極的に理解すべきものであっても、内部の批判力 (Critics) を失っている。

掘り下げなければならない、問題である。