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湿った雪も溶け始め今日は陽光があかるい。窓からトンビと高空のジェットが交差するのが見える。
朝日のスポーツ欄に松井が巨人で「世界一」の精神を伝授したとある。ほんとにブランド化されたお墨付きをほしがるのが当たり前の時代になった。世界を冠にした日本のヒーローを作り出したいのがあからさまである。「幹」細胞のエプロンおねーさんもそうだし。幹細胞が在るものではなしに出来るものというのはガンとの区別がつきにくい。1年前から特許が申請されているというのも、その成果とは別の話題のようだ。

ヒーローつくりの操作の話で考えると、かって高度成長とかいう前の全国民中産階級錯誤の時代、日本は世界のトップを競う「先進的工業国」であると宣伝された。その時代に取得された独創的な技術、改良版ではない特許はいったいあったのか?